歌手girl in redことマリー・ウルヴェン(以下マリー)は、自身の病気について告白しており、病気と闘いながら歌手として活動されています。
隠し事をしない、堂々とした性格や歌詞がZ世代のファンを魅了させ、時代の雰囲気を表すアイコンとして注目されています!
この記事では
- girl in redの病気によるライブへの影響
- girl in redの病気やセクシュアリティ
- girl in redの病気の原因
- girl in redのプロフィール
についてまとめました。
girl in redの病気によるライブへの影響
girl in redは強迫性障害、全般性不安障害であると告白していますが、病気が原因でライブをキャンセルすることはあるのでしょうか。
インタビューでは以下のように答えているので、病気が原因でライブを中止にする可能性は低そうです。
今は良くなりました。たくさんのセラピーに通っています。
では同じ症状を告白した有名人で、今までにライブやイベントをキャンセルした人がいないか調べてみました。
強迫性障害を告白した有名人
道重さゆみ
2023年12月に、モーニング娘。元メンバーで歌手の道重さゆみさんが強迫性障害と診断され、一部活動を制限することが発表されました。
公式サイトでは「いくつか特定の仕事上で過度なこだわりや過敏な行動があり、本人から強い不安感や恐怖心があるとの申し出がありました」とありました。
過度なこだわりによる不安感や恐怖心はこの症状の特徴です。
今後の活動は、医師の診断を仰ぎながら症状の経過に留意しつつ、これまで通り続けていく予定だそうです。ライブやイベントには影響はなさそうですね!
佐藤二朗
2024年1月、俳優の佐藤二朗さんは強迫性障害を小学生の時に発症したとXに投稿し、病気を打ち明けられました。
「公表したら、急に周りの人たちが俺に優しくなった」と笑い話にしているそうですが、症状については「ここ10年ほぼ支障なく過ごせてたので、もう心配ご無用。」とコメントされています。
佐藤二朗さんも仕事への支障はなさそうですね!
girl in redの病気やセクシュアリティ
世界中で絶大な人気を誇るマリーは、2021年に強迫性障害と全般性不安障害と診断されていることを告白しています。
また彼女はレズビアンであり、クィアであることを自認しています。
どんな病気で、どんなセクシュアリティなのか調べてみました。
強迫性障害(OCD)
強迫性障害とは、自分の意思に反してある考えが頭に浮かんで離れず(強迫観念)、その強迫観念で生まれた不安を振り払おうと何度も同じ行動を繰り返してしまうこと(強迫行為)で、日常生活に影響が出てしまう状態をいいます。
生活上の機能障害をひきおこす10大疾患の1つとされていて、発症には、性格、生育歴、ストレスや感染症など、多様な要因が関係していると考えられています。
治療に取り組むことで、症状を軽減することも可能です。
全般性不安障害(GAD)
全般性不安障害は、毎日の生活の中で漠然とした不安や心配を慢性的に持ち続ける病気です。
原因は明確に判明していませんが、脳の機能の一部がうまく働かなくなることによる不安感情の影響や、遺伝的な要素なども指摘されています。
全般性不安障害になりやすい性格としては、心配性・過敏性・完璧主義などが挙げられています。
全般性不安障害は発病すると、うつ病、パニック障害、社会不安障害(SAD)などを併発する可能性が高くなるといわれているため、早めに受診をする必要があります。
レズビアン
レズビアンとは、女性の同性愛者、つまり女性を恋愛対象として好きになる女性のことを指します。
セクシャルマイノリティーの人たちを表す総合的な呼び方のLGBTQ+のうちの「L」に当たります。
レズビアンを公表している芸能人は、以下の方々です。
- 一之瀬文香(グラビアアイドル)
- AyaBambi(ダンサー)
- 滝沢ななえ(元バレーボール選手)
- 牧村朝子(タレント)
クィア
クィアとは、LGBTに当てはまらない性的マイノリティや、性的マイノリティを広範的に包括する概念を指します。
LGBTQ+のうちの「Q」「+」に当たります。
「Q」は、クエスチョニングといって、自身の性のあり方がまだわからない・決めていない・あえて決めない人のことを表現しています。
「+」(プラス)は、こうした言葉では表現しきれない、性の多様性のことを表したものです。
クィアを公表している芸能人は、以下の方々です。
- りんごちゃん(芸人)
- 井手上漠(モデル)
- 宇多田ヒカル(歌手)
- 西村宏堂(メイクアップアーティスト)
girl in redの病気の原因
マリーが12歳のときに父親が交通事故に遭ったことをきっかけに、自分の脳の複雑さについて考え込むようになったそうです。
インタビューでは
「簡単に言えば、あの事故のおかげで壊れてしまった」
「YouTubeで気味の悪い動画をたくさん見ていた。人々の病気だとか、おかしな動画を見続けるうちに、自分の手首を切ってしまおうって馬鹿げた衝動に駆られるようになった。本当にイカれてしまった」
と話しています。
12歳といえば思春期真っ盛りで、とても繊細な時期ですよね。
自分の病気やセクシュアリティについて公開することは、とても勇気がいることだと思います。
girl in redのプロフィール
彼女のプロフィールについて調べてみました。
- 名前:Marie Ulven Ringheim
- ふりがな:マリー・ウルヴェン・リングハイム
- 生年月日:1999年2月16日 (2024年2月16日で現在25歳)
- 出身地:ノルウェー、ホルテン
- 職業:歌手・ソングライター・音楽プロデューサー
- ジャンル:インディーポップ
- 活動期間:2016年~現在
- レーベル:アワル、コロンビア
- 家族:父・警察官、母・テクノロジー関連の仕事、姉妹がいる
マリーのノルウェー訛りで英語を話す姿がかわいいですよ!
girl in redの経歴
2013年 | 14歳 | 教師になりたかったマリーはギターに出会い、曲作りをはじめる |
2016年 | 17歳 | デビュー シングル『I Wanna Be Your Girlfriend』を SoundCloud で公開し、 5 か月以内に約 5,000 回のストリーミングを獲得 |
2018年 | 19歳 | 続けて公開した『Summer Depression』と『Girls』は数百万回の再生回数を獲得し、 オンラインでストリーミングされる |
Apple Musicで『I Wanna Be Your Girlfriend』をリリースし、 ニューヨーク・タイムズ紙の「2018年のベスト・ソング68」の9位に入る | ||
2019年 | 20歳 | 2018 GAFFA賞で「ノルウェーの新人賞」を受賞、初の北米ツアー開始 |
2020年 | 21歳 | 『I Wanna Be Your Girlfriend』のストリーミング数が1億5,000万回を突破し、 毎年恒例のDazed 100リストに選出 |
2021年 | 22歳 | 強迫性障害と全般性不安障害を告白 |
2023年 | 24歳 | テイラー・スウィフトの2023年ツアー【The Eras Tour】の米国公演のショーで オープニングアクトを務めた |
2024年 | 25歳 | 7月26日~28日にかけて開催予定のフジロック参加予定 |
テイラー・スウィフトの存在
マリーは大ファンであるテイラー・スウィフトのライブで、オープニングアクト(前座)をつとめました。
テイラー・スウィフトはマリーについて
「彼女のアルバム収録曲の歌詞をすべて覚えているし、私の大好きなアーティストのひとりです」
と話しています。
17歳でデビューして、怒涛の速さでインディーポップミュージックのTOPに駆け上がっていますね!
まとめ
ご覧いただきありがとうございます。
この記事では
- girl in redの病気によるライブへの影響
- girl in redの病気やセクシュアリティ
- girl in redの病気の原因
- girl in redのプロフィール
についてまとめました。
病気を告白して、様々なコメントがあったと思いますが、それを乗り越えて曲作りをしている姿に感銘を受けます。
今後の活躍も楽しみです!
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